Carrollite from Congo   
                                 
     
     
     
     
     
 

           品 名:       カロール鉱
           Mineral Name:    Carrollite
           産 地(Location):  Kamoya South II Mine, Kambove, Katanga,
                       Democratic Republic of Congo
           サイズ (Size):    4.0 X 3.5 X 3.5 cm
           登 録:        2017年10月


           カロール鉱は、銅を主成分にコバルト・ニッケルを伴ったリッチな
           硫化鉱物です。化学式 Cu(Co,Ni)2S4

           8面体+6面体の合体した銀色の結晶形が美しい。
           結晶の大きさは、約 1.0 cmあります。
           結晶の側面に成長を示す条線 (Striation)がはっきり確認できる。

           金属の破断面を電子顕微鏡で観察すると、破断面に縞模様が
           認められると、金属が疲労破断した証拠になります。
           その縞模様のこともStriationと呼びます。
           組織が生まれるときと、組織が死ぬときにも同じ顔をしている
           のは面白いことです。結晶学の専門家ならばその辺の事情を
           うまく説明できるかも知れません。

           白い母岩は、カルサイト。金色に輝いているのが、黄銅鉱。
           シャープで形の整ったカロール鉱は、なかなか見つかりません。

           金属鉱物では、スペリー鉱、キューバ鉱、そして、このカロール鉱
           の結晶形が美しいですね。