Salammoniac & Lecontite from Chile   
     
     
     
  ↑  塩化アンモン石の産出場所、池の近傍で生成?  
     
   ↑ 塩化アンモン石の産出場所  
 

   品 名:        塩化アンモン石/ルコンタイト
   Mineral Name:    Salammoniac & Lecontite
   産 地(Location):  Coronel Manuel Rodriguez mine, Mejillones peninsula,
               Mejillones, Antofagasta Province, Chile 
   サイズ (Size):    40mm x 29mm x 27mm
   登 録:        2018年4月


   

   ご覧の美しいターコイズブルーの標本は、2017年チリで発見された

   塩化アンモン石です。本来の塩化アンモン石は、無色又は白色の鉱物。

   この美しいブルーは、チリ特産の銅イオンの含有によるものです。

   この鉱物の成分は、NH4Cℓ

   塩化アンモニアは、塩安とも呼ばれ、肥料・染料・火薬の原料となる
   薬品でもあります。


   この鉱物は、火山の噴気孔や炭鉱の自然発火の煙の出る場所で生成する

   と云われています。結晶は立方晶系なるも自形結晶は稀で塊状が多い

   らしい。ご覧の標本も鍾乳石状になっています。

   比重1.53と非常に軽い鉱物ですが、この鉱物の最大の特徴は、水溶性で、

   水で洗うと溶けてしまうことです。但し、ナフタリンやドライアイスのように

   常温で昇華することはありません。

   日本の高温多湿の環境下では保存に細心の注意が必要です。

   乾燥材入りの密閉容器に入れて保存することになります。簡易的には、
   台所にある食品用ラップ に包んでおくと良いでしょう。
   (ビニール袋は、蒸気を通しますので不可)


   塩化アンモン石に付着している白い鉱物は、ルコンタイトという鉱物で

   ブルーと白のコントラストが美しいハーモニーを醸し出しています。

   ルコンタイトは、含水硫酸カリウムアンモニアを成分とする鉱物。

   この鉱物は、乾燥環境下では白色ですが、水分を吸うと透明になります。

   いずれにしても極めて乾燥した地域特有の鉱物ということになります。


   地球の裏側から沢山この標本がオークションに出品されていますので、

   入手性はよいです。


   産地は、チリ北部のコロネル・マニュエル・ロドリゲス鉱山となっていますが、

   その鉱山から2.7km離れた小さな池で採取されたようです。

   産地の画像を上に拝借しましたが、水溶性鉱物が池で産出とは、どうも合点

   がいきませんね。

   そして、この地は、珍しい高濃度の天然アンモニアの産出源として、詳しい

   調査が待たれています。

   ということは、池の水が塩水ならば、噴出するアンモニアガスと反応して、

   塩化アンモニアができる算段になりますが・・・・

   これは、悪までも推論です。


 
 
     
     
 

   品 名:        塩化アンモン石
   Mineral Name:    Salammoniac
   産 地(Location):  Coronel Manuel Rodriguez mine, Mejillones peninsula,
               Mejillones, Antofagasta Province, Chile 
   サイズ (Size):     50mm x 50mm x 70mm
   登 録:        2018年4月


   ペルーの別のディーラーからすぐ上の標本が届きました。
   こちらの標本は、TOPの標本と違って半透明で結晶形を確認することができる。
   美しいブルーは、海の底を眺めるようだ。